老朽化
居抜き物件を借りる時に気をつけたい点もいくつかあります。
居抜き物件は中古です。
設備自体が老朽化していることもよくあるようです。
例えば、エアコンがついているというのでラッキーと思っていたら、10年前のエアコンだったために、電気代がものすごくかかったというようなことがあります。
昔のエアコンは今の新しいエアコンに比べて2倍から3倍の電気代がかかるものもあると言います。
タダで手に入ってよかったー!と思いきや、年単位で考えたら、新品を買ったほうが逆に安かったということにもなりかねません。
居抜き物件で前にも飲食店が入っていた場合、店にゴキブリなどの害虫が住み着いているということもあります。
店が汚かったり、掃除が不十分であれば、余計にそのリスクは高いでしょう。
害虫駆除やクリーニングで大きな出費になるかもしれません。
排水管や上下水道も、老朽化しているとあとあとやっかいなことになります。
店の営業を始めたら、排水管がしょっちゅう詰まるとか、トイレが流れないとか、下水臭いとか、店の営業に支障が出るようなトラブルになることも充分考えられます。
古い物件であれば、トイレが和式ということも多いでしょう。
あとあとやっぱり洋式にしようと思ったら大幅な区画の変更や床を掘り返しての工事が必要となり、大変です。